ダウン症の症状と合併症

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ダウン症と染色体

ダウン症は染色体の数が通常の人より1本多いということにより起きる症状ですが、ダウン症のことをきちんと理解するためには、染色体のことを理解する必要があります。

 

ダウン症を発症することと染色体は密接な繋がりがあり、染色体は父親と母親から継承された遺伝情報が込められているもので、身体の設計図とも称される遺伝子が多く込められた染色体は、極めて大事な存在なのです。

 

染色体はトータルで46本存在し、常染色体が22対、性染色体が1対存在し、性染色体により、男性なのか女性なのかといった具合に、人の性別が決定付けられています。

 

染色体は個々に対になっていますが、ダウン症の場合は21番目が3本になっている状態で、1本余分にあり、トータルで47本の染色体を有しているということになります。

 

ダウン症は染色体が多い染色体異常と呼ばれていて、様々な症状が認められますが、これ以外に18番目が余分にある18トリソミー、性染色体が1本になっているターナー症候群といった具合に、染色体異常にはいろいろあります。

 

染色体異常は根本的なトラブルですから、染色体そのものの治療を行うことは不可能なため、治療は主に対症療法を取り入れています。

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ダウン症の種類
ダウン症は複数の種類が存在し、標準トリソミー型、転座型、モザイク型が存在しています。

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