ダウン症の症状と合併症

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ダウン症の身体療育 オーラルケア編

ダウン症の子供の場合、噛む力が元から強くありませんので、様々なところに良くない影響を与えると指摘されていますので、身体療育としてオーラルケアが必要になります。

 

ダウン症の子供に対するオーラルケアですが、舌の運動は舌が大きいという特徴があることから、あまり舌の運動が得意でないというケースが珍しくありません。

 

舌の部位は、ものを噛む場合や、何かを喋る場合に大事なはたらきをしますので、舌の動きが改善されますと、ある程度硬い食べ物も食べることが可能になりますし、発語が円滑になります。

 

ダウン症の子供に対するオーラルケアで歯磨きをするときに、歯ブラシを用いることで舌に軽い刺激を加え、軽く唇全体をつまんだりといった具合に、口まわりのマッサージを施すことも効果的です。

 

ダウン症の場合、口内の炎症を生じていることが珍しくありませんが、口内の炎症を起こしている理由は、歯垢、歯並びや噛み合わせの悪さ、体を保護するはたらきをする白血球機能が正常でないこと、精神発達が遅れていることから口の中の衛生状態が良好に維持されていないことなどがあります。

 

口内に炎症を起こしていることから、オーラルケアが非常に重要な意味を持ってきますので、小さいあいだはとりわけ、なるべく甘いものを摂らないようにする必要があります。

 

ダウン症の場合のオーラルケアでは一回は病院へと足を運び、適切なオーラルケアのしかたを教えてもらい、それに従ってケアに取り組むことが大切ですし、食事が済んだ後の歯磨きを徹底することをおすすめします。

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